SNSなどで
「ベビーパウダーに日焼け止め効果がある」
みたいな口コミを見て、
「ほんとかな…?」
と思ったのでくわしく調べてみました。
ベビーパウダーを発売している
〈資生堂〉〈ピジョン〉〈ジョンソン〉〈和光堂〉
4社にも問い合わせしました。
目次
ベビーパウダーの日焼け止め効果は期待できない
結論から言って、
ベビーパウダーには
日焼け止め効果は期待できません。
そして、
メーカーに確認したところ
ベビーパウダーを顔に使うこと自体
おすすめしない
というのが大半のメーカーの
回答でした。
ベビーパウダーの「酸化亜鉛」は、紫外線散乱剤としても使われるが…
ベビーパウダーの主成分は、
「タルク」や「コーンスターチ」で、
「タルク」には紫外線を防ぐ
紫外線散乱剤や
紫外線吸収剤としての働きはありません。
- 資生堂のベビーパウダー(プレスド)
- 和光堂のシッカロールキュア
- ピジョンの薬用固形パウダー
- ピジョン ベビーパウダー 薬用・ブルー缶
の4商品には、
有効成分として「酸化亜鉛」が
配合されています。
「酸化亜鉛」には、
肌を引き締めたり、
紫外線A波をブロックする効果がありますが、
ベビーパウダーの場合は、
肌をひきしめる用途で使われています。
紫外線をブロックする目的で
配合されているわけではなくて、
どのくらい紫外線をカットできるのか
SPFやPAの数値が表示されてないので、
日焼け止め効果は不明なんですよね。
素肌でいるよりは、
ベビーパウダーをつけたほうが
多少は日焼け止め効果が期待できるかもですが、
ちょっと心もとないですよね…。
またベビーパウダーに配合されている
「酸化亜鉛」は、
日焼け止めや化粧品に配合されている場合と違って、
コーティングされていないので、
毛穴に詰まる心配があるそうです…
資生堂に問い合わせをした時も、
担当してくれた方が、
新陳代謝が活発な赤ちゃんと違って、
大人がベビーパウダーを使うと、
毛穴に残って
毛穴をふさぐことにつながるので、私は顔には使いません。
使うとしても首筋から下までです
ってキッパリとおっしゃってて、
なるほど…って思いました。
メーカーに確認したら「ベビーパウダーを顔に使うのはおすすめしない」
そもそも
ベビーパウダーを日焼け止めとして使う以前に、
ベビーパウダーを
顔に使うこと自体が
あまりよくないんですよね。
ベビーパウダーを発売している
〈資生堂〉〈ピジョン〉〈ジョンソン〉〈和光堂〉の
4社に電話で問い合わせたところ、
〈資生堂〉〈ジョンソン〉〈和光堂〉の3社は
顔に使うのはおすすめしない
という回答でした。
〈ピジョン〉は顔にも使えますが
使う場合は、
粉を吸い込まないように
固形のタイプを使ってください
とのことでした。
このあたりのことは、
こちらの記事に書いたので
よかったら参考にしてくださいね
日焼け止めのベタつきを抑えるなら、「日焼け止めパウダー」を使うのがベスト
日焼け止めのベタつきを防ぐのに
ベビーパウダーを使う
っていう口コミもあったんですが、
日焼け止めのベタつきを防ぐなら、
ベビーパウダーではなくて、
日焼け止めパウダーを使うのが
ベストです。
日焼け止めパウダーといえば
トゥヴェール ですが、
紫外線吸収剤不使用で
石鹸でサッと落とせて
肌にすごく優しいのに
【SPF50 PA++++】あります
しかも
セラミド5種類やフラーレン配合で、
すごく優秀なんですよね。
トゥヴェールは
ほとんどカラーレスですが、
軽く色がつくかんじで
肌に優しいお粉タイプのファンデだったら
ミネラルファンデとかがいいと思います。
オンリーミネラル は、
【SPF50+ PA+++】で
エトヴォス のミネラルファンデは
【SPF30 PA++】で
日常生活ならこれでOKです
とくにエトヴォスは、
お試しセット がむしろ買わないとソン
っていうレベルでおトクすぎなので
おすすめです